リースバック後にお家賃が払えなくなったら|起こることと、先にできる備え

リースバックのあと、もしお家賃が払えなくなったらどうなるのか。督促や契約の解除に進むことがある一般的な流れ、早めに連絡する意味、払えなくなる前の備えと公的な相談窓口をご説明します。
住み慣れたおうちに住み続けるために、リースバックを考えている。それでも「この先、もしお家賃が払えなくなったら」と心配になるのは、自然なことです。大切な不安だと思います。この記事では、お家賃が払えなくなったときに起こりうることと、払えなくなる前にできる備えを、順にご説明します。
リースバックのお家賃は、賃貸借契約にもとづく支払いです
リースバックでは、おうちを次のオーナー様にお譲りしたあと、オーナー様と賃貸借契約を結んで住み続けます。ですから、毎月のお家賃は、一般の賃貸住宅と同じく、契約で決めた支払いです。住み続けるかぎり、お家賃は毎月続きます。
契約書には、お家賃の金額や支払日、遅れたときの扱いなどが書かれています。契約の前に、滞納したときの扱いを確かめてください。契約の種類による住み続けられる期間の違いは、普通借家と定期借家の違いでご説明しています。

払えない状態が続くと、起こること
一般的な流れは、次のとおりです。細かい条件は、契約書の内容や、貸主の考え方、状況によって異なります。
- 連絡・督促:支払日を過ぎると、貸主(オーナー様)や管理会社から、電話や書面で支払いを求められます。
- 滞納が続く:遅れた分のお家賃に加えて、遅延損害金がかかる場合があります。契約書に率の定めがなくても、法律上の利率で生じることがあります。
- 契約の解除:滞納が続くと、貸主から契約を解除される場合があります。解除されると、契約が終わり、おうちを明け渡すことになります。
- 明渡しの手続き:話し合いで解決しないときは、裁判所の手続きに進む場合があります。
どのくらいの滞納で解除できるかは、契約書の定めや、これまでの経緯によって判断が変わります。一律の目安はありません。 一度の遅れですぐに解除されるとは限りませんが、連絡がないまま滞納が続く状態は、事態を重くしやすいです。
支払いが苦しくなると、貸主への連絡をためらってしまうことがあります。けれど、滞納が続くほど、選べる道は少なくなります。払えなくなる前、あるいは払えなかった直後に、早めに連絡してください。
早めに連絡する意味
払えなくなりそうなときは、貸主(オーナー様)か、契約書に書かれた管理会社へ連絡します。連絡には、次のような意味があります。
- 支払いの時期や方法を、相談できる場合があります:応じてもらえるかどうかは、貸主の考えと契約次第です。応じてもらえない場合もあります。
- 事情が伝わります:収入が減った理由と、いつごろ戻りそうかを伝えると、話し合いを進めやすくなります。
- ご自身も、状況を整理できます:いくら足りないのか、いつまで続きそうかを、言葉にする機会になります。
払えなくなる前にできる、4つの備え
- お家賃の上限を、余裕をもって決める:手取りから生活費と予備費を引いた金額の、使い切らない範囲に収めます。決め方は、お家賃の上限を決める3ステップでご説明しています。
- 予備費を、手元に残す:売却代金は、使い切らずに、医療費や修繕、お家賃の支払いに備える分を残しておきます。使い道の考え方は、売却代金の使い道でご紹介しています。
- 収入が減ったときの相談先を、決めておく:誰に、どこへ連絡するかを、あらかじめ書き留めておきます。
- ご親族に、状況を話しておく:支払いのことを、ひとりで抱え込まないようにします。困ったときに、気づいてもらいやすくなります。
公的な相談窓口
ご自身やご家族だけで解決しにくいときは、次の窓口に相談できます。ここでは入口のご案内にとどめます。
- 市区町村の窓口:暮らしやお金の困りごとについて、福祉や暮らしの相談を扱う担当課で相談を受け付けています。
- 社会福祉協議会:地域の福祉の相談を受け付けている団体です。暮らしのお金の相談を受けている場合があります。
- 法テラス(日本司法支援センター):法的なトラブルについて、情報提供や、収入などの条件を満たす場合の無料相談の案内などを行っています。
- 地域包括支援センター:高齢の方の暮らしや介護の総合相談窓口です。市区町村が設置しています。
窓口によって、受けられる相談や条件は異なります。詳しくは、各窓口にご確認ください。
契約の前に確かめる、4つのこと
- お家賃の金額と、支払日・支払い方法
- 滞納したときの扱い(遅延損害金の率、契約を解除できる条件など)
- お家賃の見直しが、どんな場合に、どのように行われるか
- 連絡先(貸主か、管理会社か)と、困ったときの連絡方法
家計に対してお家賃が重くなりそうなときは、リースバックをお勧めしません。かわりに、通常の売却、ご親族への売却、金融機関への返済相談など、別の道もご案内します。
選択肢の比べ方は、リースバック・通常の売却・返済の継続を比べるでご説明しています。
まとめ
お家賃が払えなくなると、督促や契約の解除に進むことがあります。だからこそ、払えなくなる前に、余裕をもったお家賃を決めておくことと、苦しくなったら早めに連絡することが大切です。当相談室では、家計からお家賃の上限を一緒に考えます。リースバックが合わない場合は、そのこともお伝えします。急いで決めなくて構いません。無料の一括査定から、お気軽にご相談ください。
この記事のよくある質問
リースバックのお家賃を滞納すると、すぐに出ていかなければなりませんか
お家賃が払えそうにないとき、まず何をすればよいですか


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