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リースバックの価格が通常の売却より低くなるのはなぜ?差額の見方と考え方

「査定」の札と四軒の家の模型

「どうして通常の売却より低くなるの?」と感じる方へ。オーナー様が貸すことを前提に購入する理由、住み続けられる安心との関係、差額だけで決めずにお家賃の合計や手元に残るお金で比べる考え方をご説明します。

「どうして、通常の売却より低くなるのですか」。リースバックを調べはじめた方が、いちばん気になさる点かもしれません。大切なおうちに、思っていたより低い金額がつくと、残念なお気持ちになりますよね。この記事では、価格が低くなる理由と、差額をどう見て、どう比べればよいかをご説明します。

通常の売却とは、買い手が違います

通常の売却では、買い手が、引き渡しのあとにご自身で住んだり、自由に使ったりすることを想定して購入するのが一般的です。リースバックでは、次のオーナー様が、貸すために購入します。買う目的が違うので、おうちを見る物差しが変わり、価格に差が出ます。目安は、相場の50〜75%(半分〜4分の3)です。

住宅の模型と、お札、グラフ

理由1:オーナー様は、「収益」として見ます

オーナー様にとって、ご自宅は、家賃収入を得るための不動産です。そのため、「お家賃で、どのくらいの収益が見込めるか」を基準に、購入できる価格を考えます。固定資産税や、住むために必要な修繕など、オーナー様が負担する費用も見込みます。

お家賃と価格の関係は、お家賃と売却価格の関係でご説明しています。

理由2:売主が、借主として住み続けます

リースバックでは、売ったあとも、元の持ち主が借主として住み続けます。借主が住む権利は、所有者が変わっても、原則として新しい所有者に引き継がれます(民法第605条の2)。つまり、オーナー様は、ご自身で住んだり、すぐに別の使い方をしたりすることができません。

通常の売却なら、買い手は、引き渡しのあとに自由に使えます。この「自由に使えるかどうか」の違いも、価格の差につながります。

差額は「住み続けられる安心」の対価、という見方

通常の売却で見込める金額との差額は、「引越さずに、今のおうちに住み続けられること」への対価と見ることもできます。お引越しの手間や、暮らしが変わる不安をなくせる、という価値です。

ただし、その価値を大きいと感じるか、小さいと感じるかは、ご本人とご家族によって違います。「この差額なら、払ってでも住み続けたい」と思う方もいれば、「この差額は大きい」と感じる方もいます。どちらも、自然なお考えです。

差額だけでなく、お家賃の合計と手元に残るお金で比べる

差額だけを見て決めると、判断がかたよります。次の4つを並べて、比べます。

  1. 通常の売却で見込める金額との、差額
  2. 毎月のお家賃と、住みたい年数ぶんの合計
  3. ローンや諸費用を引いたあとに、手元に残るお金
  4. 通常の売却で住み替える場合の、お引越し費用と、お引越し先の住居費

計算の例です。通常の売却の相場が2,250万円、リースバックの提示(買取金額)が1,500万円(相場の約67%)、期待利回り8%で月額のお家賃が10万円だとします。

  • 差額:2,250万円 − 1,500万円 = 750万円
  • お家賃の合計:年間120万円(10万円×12か月)。10年で1,200万円
  • お家賃の合計が売却代金に達する年数:1,500万円 ÷ 120万円 = 12.5年

実際の金額は、おうちやオーナー様の条件によって異なります。また、通常の売却で住み替える場合も、お引越し費用やお引越し先の住居費がかかります。その比べ方は、お引越しにかかるお金との比べ方でご説明しています。

なお、価格が高い提示ほど、お家賃も高くなる関係にあります。価格が決まる要素は、査定で見られる6つのポイントをご覧ください。

当相談室は、差額を書面でお見せします

通常の売却で見込める金額と、リースバックの提示を並べて、差額とお家賃の合計をまとめた書面をお渡しします。面談の当日に、契約をお願いすることはありません。書面を持ち帰って、ご家族とゆっくりご検討いただけます。

差額に納得できないときは、無理に進めなくて大丈夫です

差額が大きいと感じるときや、毎月のお家賃が重くなりそうなときは、リースバックをお勧めしません。通常の売却、ご親族に買っていただく方法、返済の見直しなど、別の道も一緒に考えます。比べ方は、3つの選択肢の比較をご覧ください。

契約の前に確かめる4つのこと

  1. 通常の売却で見込める金額と、差額はいくらか(書面で確かめる)
  2. 月額のお家賃と、住みたい年数ぶんのお家賃の合計
  3. ローンや諸費用を引いたあと、手元にいくら残るか
  4. 契約の種類と、買戻し特約の有無

まとめ

価格が通常の売却より低くなるのは、オーナー様が貸すことを前提に、収益として購入するためです。差額は「住み続けられる安心」の対価とも考えられますが、その価値の感じ方は、人によって違います。差額だけでなく、お家賃の合計と手元に残るお金を並べて、ご家族とゆっくり考えてみてください。無料の一括査定から、お名前を伏せたまま、ご相談いただけます。

この記事のよくある質問

リースバックの価格が、通常の売却より低くなるのはなぜですか

通常の売却の買い手は、一般に、自分で住んだり使ったりするために購入します。リースバックのオーナー様は、貸すことを前提に購入し、家賃収入を収益として見ます。売主が借主として住み続けることも、価格に影響します。

通常の売却との差額は、どう考えればよいですか

差額は、引越さずに住み続けられる安心への対価という見方もできます。ただし、差額だけでなく、お家賃の合計や、手元に残るお金、お引越し費用なども並べて比べてください。当相談室は、差額を書面でお見せします。
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