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ひとり暮らしのお金の不安|年金・医療費・おうちの修繕費をどう備えるか

女性スタッフにご夫婦が相談する場面

おひとり暮らしで、この先のお金が心配になったとき。毎月の収支の点検、医療費・介護費、おうちの維持費の見方と、生活費の見直し・公的な制度・リースバックなど、備えの選択肢をやさしく整理しました。

「年金だけで、この先やっていけるだろうか」「急に入院したり、おうちの修理が必要になったりしたら…」。おひとり暮らしだと、お金の心配をひとりで抱えやすいものです。不安になるのは、自然なことです。長く暮らしてきたおうちだからこそ、「このまま安心して住み続けたい」と思いますよね。

この記事では、毎月の収支の点検、医療費・介護費、おうちの維持費、そして備えの選択肢を、順に整理します。今すぐ何かを決める記事ではありません。まず、お金の見通しを立てる手がかりにしてください。

毎月のお金を「見える形」にする

最初にすることは、数字を紙に書き出すことです。むずかしい計算はいりません。

  • 入ってくるお金:年金など、毎月の収入(手取りの額)
  • 出ていくお金:食費、光熱費、通信費、保険料、日用品など(生活費)
  • 予備費:医療費、おうちの修繕、急な出費のための分

毎月の余り = 手取り − 生活費 − 予備費

計算の例です。手取りが月15万円、生活費が11万円、予備費が2万円なら、余りは月2万円です。余りがあるのか、足りないのか。それが分かるだけで、次の一歩が見えやすくなります。

お家賃の上限を出す手順は、リースバックのお家賃の上限を決める3ステップでも、くわしくご説明しています。

年金手帳とお札、電卓

医療費・介護費は「増えるかもしれない」と考える

年齢を重ねると、通院や入院、介護にかかるお金が増えることがあります。いくらかかるかは、健康状態や使うサービスで、人それぞれです。

大切なのは、ひとりで全部をまかなおうとしないことです。医療費や介護費の負担を軽くする公的な制度があります。使えるかどうかは、お住まいの市区町村の窓口、加入している健康保険の窓口、地域包括支援センター(高齢の方の総合相談窓口)で聞けます。くわしくは、地域包括支援センターとは?でご説明しています。

おうちの維持費を「月」に直して考える

ご自身のおうちを持っていると、お金が「年に一度」や「突然」出ていくので、見落としやすくなります。

  • 固定資産税:毎年かかる税金です。1月1日時点の所有者に課税されます。
  • 修繕:屋根、外壁、給湯器、水まわりなど。古くなれば、いつか直す時が来ます。

1年分を12で割って、月の金額にしてみます。計算の例です。固定資産税が年12万円なら、月1万円。修繕のために毎月1万円を取り分けるなら、あわせて月2万円です。固定資産税の月割りは生活費に、修繕の取り分は予備費に入れておきます。

備えの選択肢を、並べてみる

備えの方法 良いところ 気をつけたいところ
生活費を見直す 今日から始められる 切り詰めすぎると、暮らしが苦しくなる
公的な制度に相談する 医療・介護の負担が軽くなる場合がある 条件があり、申請が必要なものが多い
ご親族に相談する 事情を分かってもらいやすい 頼みにくい、頼れない場合もある
金融機関に相談する 返済や借り入れの条件を見直せる場合がある 審査があり、条件に合わないこともある
通常の売却で住み替える リースバックより高く売れる可能性がある おうちを離れる。お引越しの負担がある
リースバック 売却代金を受け取り、住み続けられる お家賃がかかる。売却価格は通常より低め

一般的な特徴の整理です。実際の条件は、制度・金融機関・オーナー様によって異なります。

おうちを担保にお金を借りるリバースモーゲージは、窓口が金融機関です。当相談室では取り扱いませんが、違いの整理はお手伝いできます。リースバックとリバースモーゲージの違いをご覧ください。どれが合うかを比べる方法は、3つの選択肢の比べ方でご説明しています。

リースバックを考えるときの注意点

リースバックは、おうちをオーナー様に売り、賃貸借契約を結んで、今まで通り住み続ける方法です。まとまったお金を受け取れます。固定資産税は所有者に課税されるため、売却後はオーナー様の負担になります。住むために必要な修繕も、基本はオーナー様の義務です。

ただし、次のことも、あわせて知っておいてください。

  • 毎月のお家賃がかかります。固定資産税がなくなっても、差し引きで楽になるとは限りません
  • 売却価格が、通常の売却より低くなることがあります
  • 住める期間は、契約しだいです
  • 将来おうちを買い戻すには、買戻し特約が必要です。付けられない場合もあります
  • 条件に合うオーナー様が、見つからない場合もあります

当相談室は、毎月の支払いが重くなりそうなときは、リースバックをお勧めしません。通常の売却、ご親族への売却、返済の相談など、別の道もご案内します。ひとり暮らしの方に向けた確認点は、ひとり暮らしの方へにもまとめています。

相談の前に、あると便利なもの

年金の額が分かる通知書、固定資産税の通知書、住宅ローンが残っていれば返済予定表。そろっていなくても、大丈夫です。

まとめ

  • 毎月の収支は、「手取り − 生活費 − 予備費」で見える形に
  • 医療費・介護費は、公的な制度や窓口に相談できます
  • おうちの維持費は、月に直して考えます
  • 備えは選択肢を並べて比べます。リースバックは、そのひとつです

お金の不安は、ひとりで抱えるほど大きくなります。お話を聞くだけでも、構いません。無料の一括査定から、お気軽にご相談ください。

この記事のよくある質問

年金だけで暮らしていけるか不安です。まず何から始めればよいですか

毎月の「手取りの収入」と「生活費」を、紙に書き出すところから始めます。次に、医療費や修繕のための予備費を見込みます。数字が見えると、備えが必要かどうかを、落ち着いて考えられます。

リースバックは、お金の不安を解決する方法ですか

選択肢のひとつですが、すべての方に合うわけではありません。売却代金をまとめて受け取れる一方で、毎月のお家賃がかかり、売却価格は通常の売却より低くなることがあります。毎月の支払いが重くなりそうなときは、お勧めしません。

医療費や介護費が心配です。相談できるところはありますか

お住まいの市区町村の窓口や、地域包括支援センターで相談できます。負担を軽くする公的な制度が使えるかどうかを、教えてもらえます。
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